待ってました? ―SWALLOW Randonneur―
来てますよ。ランドナーブームが自転車雑誌にも取り上げられることが増え、のんびりとツーリングするのにはピッタリだということが、また認識されているようです。
そんな中、懐かしい名前が復活しました。
ARAYA (アラヤ)
SWALLOW Randonneur (スワロー・ランドナー)
157,500円(税込)
「ランドナー」じゃなくて「ランドヌール」じゃないかってツッコミはさておき
「SWALLOW」です。
この名前に反応するお父さんも多いのではないでしょうか。
そう、ツバメ自転車ですよ!
残念ながら、日本の工場は閉めてしまったため、「Made in Taiwan」となっています。
フレームパイプはクロモリ。 KAISEI (カイセイ)の022です。
昔の人には石渡(イシワタ)と言えば聞き覚えがあるのでは?
フロントフォークもクロモリで、平型のラグ付です。
ランドナーはこうでなきゃ、という声にお応えしてます。
パッと目に付く工作が、このボトル台座の補強。
オーダーフレームを得意とする工房が、こぞって使っていたのが、この十字型の補強板です。
ここにも補強板が。
シートステーのブリッジにも、十字の補強板を入れるのが流行っていましたね。
キャリア用のダボを、内側に付けているところもニクイですね。
そして左のシートステーに付けられたポンプ台座。
このペグ式のポンプ台座をシートステーに付けるメーカーと、ダウンチューブに付けるメーカーがありましたね。
ダウンチューブにつけると、ボトル台座が付けられないため、シートチューブに付けるのですが、ついついかかとが当たって、ポンプを落っことした。なんて話もよく聞きました。
今では、このペグに取り付けるフレームポンプを探すのが大変かも知れません。
チェーンステーには、ゴムベルト式のチェーンガードが付いています。
これも最近では珍しい工作ですね。
往年のサイクリストの旅心をくすぐるこの1台。
でも、そんなことは知ったこっちゃない、初めてサイクリング車を買うという方にこそ、この、乗りやすい旅自転車を手に入れてもらいたいなあと思います。
カラーはこの紅葉色と、深苔色。
サイズは500mm(身長の目安 : 158~178cm)と540mm(身長の目安 : 167~187cm)が用意されています。
(2010/02/22)