魔物の魅力 ―旅用自転車 ランドナー読本―
MTBの大流行から、クロスバイク、そしてロードバイクへと人々の関心が移り、忘れ去られてしまったランドナーですが、最近は雑誌でも取り上げられることが増え、再び注目を集めています

旅用自転車 ランドナー読本
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平野勝之 自転車人編集部
山と渓谷社
売り上げランキング: 4351
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この本は「ランドナー」と銘打っていますが、ランドナーに限らず、昔から旅に使われて来たいろんな車種が取り上げられています。
細めのタイヤで高速ツーリングを可能にしたスポルティーフ。
サイドバッグを4つ付け、日本一周などの大旅行に使われたキャンピング。
レース会場まで自走し、ドロヨケとキャリアを外してレーサーとなるクラブモデル。
ご婦人がたの使用を考慮して、フレームのトップチューブを下げたミキスト。
贅を尽くしたオーダー車やクラシックパーツが取り上げられることが多く、趣味性の高い自転車ととられることが多いこれらの車種ですが、マスプロメーカーの市販車にもいくつか残っています。
パーっと行って、パーっと帰ってくる、そんなツーリングにはロードバイクが向いていますが、景色を楽しみながらのんびり走るには、また違った自転車が向いているものです

この本の出版を記念して、著者の平野勝之監督と、精神科医の香山リカさんとのトークショーが開催されるようです。

旅用自転車ランドナー読本
【開催日時】2010年5月21日(金)19時から(18時30分開場)
【場所】マヌエラ
【チケット代】2000円
東京だとこんなイベントがいくつもあっていいですね!

(2010/05/16)