再び冒険の旅へ ―DAVOS M-605 ALL-TERRAIN―

じてんしゃのみせ 道[タオ]

2023年10月03日 10:00

 米国からマウンテンバイク(MTB)文化が流れ込んできた頃、日本でも一気にMTBブームが盛り上がり、街乗りもレースもツーリングも、MTBが席巻しました。

 日本的なランドナー文化が下火となり、MTBでのツーリングが当たり前になりましたが、舗装率の高い日本ではヘビーなMTBは敬遠され、ツーリングの主流はクロスバイクからロードバイクへと移っていきました。

 時代は流れ、MTBのホイールが26インチから29もしくは27.5インチへと大径化され、舗装路でのスピードも上がるようになりました。
 再びツーリングシーンでのMTBが見直され、キャンプブームとも相まって、MTBでの冒険の旅へ出かけませんか?


 日本のツーリングシーンでは老舗のブランド DAVOS(ダボス) から、ツーリング向けMTBのフレームが発売されました。

DAVOS(ダボス)
M-605 ALL-TERRAIN(オールテレーン)
115,000円(税込)


 リアエンドはスライド式を採用。
 トラブルの少ないシングルスピードで組むことも可能です。

 もちろん、リアディレイラーを装着しての多段システム対応です。



 27.5" x 2.8"、29" x 2.6" のタイヤまで受け入れるよう、右チェーンステーはプレートタイプとなっています。

 太いタイヤは荷物の重量に耐え、大きいホイールは長距離での推進力維持に役立ちます。



 フロントフォークには3ボルトタイプのボトル台座を装備。
 バイクパッキング用の、さまざまなガゼットを取り付けでき、荷物の積載量を増やせます。





 フォークコラムはテーパーで、激しいライディングにも耐えます。

 ヘッドパーツは ZS44/56 が対応します。





 フレームパイプは、フロントフォークも含めて TANGE (タンゲ)の Champion No.1 (チャンピオン・ナンバーワン)。
 パイプの両端が肉厚のクロモリダブルバテッドで、大量の荷物を積んでもよじれない剛性を持ちます。

 ホイールアクスルはスルーアクスルで、こちらも剛性に貢献しています。


 フレームサイズはM(42)。
 適応身長の目安は170~183cmです。

 街乗りからキャンピングまで、ご自由にお使いいただけます。


(2023/10/02 投稿)



関連記事