ユーラシアの遺伝子 ―ANCHOR CX900―
「ユーラシア」という自転車をご存知でしょうか。これでだいたい年齢がわかるような質問ですが、ブリヂストンが出していた本格的スポーツ車で、ロードレーサー、スポルティーフ、ランドナー、キャンピングと、あらゆる車種が揃っていました。
ロードレーサは後に「グランヴェロ」→「レイダック」→「アンカー」へと進化してブランドを確立して行きますが、その陰で他のツーリングモデルは姿を消して行きました
しかし、自転車によるツーリング人口が減ったとは言え、誰もがレースに出る訳ではありません。
ツーリングをする人たちはMTBに流れ、実はそれはアスファルトの道を走るには辛い乗り物だと気づいてからは、クロスバイクが使われるようになりました。
フラットなハンドルバーが多いクロスバイクにも、いくつかドロップハンドルのモデルがあります。
1日中走る、あるいは何日も走るツーリングの場合、握るポジションが固定されるフラットハンドルよりも、ドロップハンドルの方が向いているのです
ANCHOR (アンカー)
CX900 (シーエックス900)
99,800円(税込)
このツーリングモデルには、ユーラシアの遺伝子が受け継がれています。
最近の流れに従って、泥除けは付いていませんが、ツーリングには泥除けは必要です。もちろんキャリアも。
それらは後付けになりますが、自分のスタイルに合わせて組み上げることができます。
変速関係はシマノの SORA (ソラ)が採用され、旅の足回りを支えてくれます。
カラーは写真のE.Black Amethyst (E.ブラックアメジスト)の他に、P.Staring White (P.スターリングホワイト)、P.Iris Green (P.アイリスグリーン)があります。
フレームサイズは写真の490mm(適応身長165~180cm)の他に、460mm(適応身長160~175cm)、520mm(適応身長170~185cm)があります。
こちらはブラックアメジストの520mmにリアキャリアを取り付けた例です。
※CX900 は完売です。
2010年は CR900 (シーアール900) / C9 (シーナイン)としてモデルチェンジされました。お値段は据え置きの99,800円(税込)です。