再び冒険の旅へ ―DAVOS M-605 ALL-TERRAIN―
米国からマウンテンバイク(MTB)文化が流れ込んできた頃、日本でも一気にMTBブームが盛り上がり、街乗りもレースもツーリングも、MTBが席巻しました。日本的なランドナー文化が下火となり、MTBでのツーリングが当たり前になりましたが、舗装率の高い日本ではヘビーなMTBは敬遠され、ツーリングの主流はクロスバイクからロードバイクへと移っていきました。
時代は流れ、MTBのホイールが26インチから29もしくは27.5インチへと大径化され、舗装路でのスピードも上がるようになりました。
再びツーリングシーンでのMTBが見直され、キャンプブームとも相まって、MTBでの冒険の旅へ出かけませんか?
日本のツーリングシーンでは老舗のブランド DAVOS(ダボス) から、ツーリング向けMTBのフレームが発売されました。
DAVOS(ダボス)
M-605 ALL-TERRAIN(オールテレーン)
115,000円(税込)
リアエンドはスライド式を採用。
トラブルの少ないシングルスピードで組むことも可能です。
もちろん、リアディレイラーを装着しての多段システム対応です。
27.5" x 2.8"、29" x 2.6" のタイヤまで受け入れるよう、右チェーンステーはプレートタイプとなっています。
太いタイヤは荷物の重量に耐え、大きいホイールは長距離での推進力維持に役立ちます。
フロントフォークには3ボルトタイプのボトル台座を装備。
バイクパッキング用の、さまざまなガゼットを取り付けでき、荷物の積載量を増やせます。
フォークコラムはテーパーで、激しいライディングにも耐えます。
ヘッドパーツは ZS44/56 が対応します。
フレームパイプは、フロントフォークも含めて TANGE (タンゲ)の Champion No.1 (チャンピオン・ナンバーワン)。
パイプの両端が肉厚のクロモリダブルバテッドで、大量の荷物を積んでもよじれない剛性を持ちます。
ホイールアクスルはスルーアクスルで、こちらも剛性に貢献しています。
フレームサイズはM(42)。
適応身長の目安は170~183cmです。
街乗りからキャンピングまで、ご自由にお使いいただけます。
(2023/10/02 投稿)