未知の大陸への冒険 ―ATRANTIS ツーリング―

ATRANTIS また懐かしいランドナーが、オーバーホールにやって来ましたface02

 未知の大陸の名前を冠し、当時の少年達の冒険心をくすぐりました。







BRIDGESTONE ATRANTIS ツーリング Mさんのご自慢の自転車は、BRIDGESTONE (ブリヂストン)ATRANTIS (アトランティス) ツーリングです。25年くらい前のモデルでしょうか。

 ユーラシアの上級モデルで、ビンボー学生には高嶺の花でした。






リアディレーラー周り 前後ディレーラーとシフトレバーは SUNTOUR (サンツアー)Vx (ヴィックス)

 フリーホイールは当時の標準、5段です。
 スポークガードがアルミ製なのが時代を感じさせます。






クランク周り クランクは Sugino (スギノ)Super Maxy (スーパーマキシー)

 ペダルはサカエSP-150 に、極東のトークリップ & ストラップが付いています。







 シートクランプ周り シートラグは特徴的なカットがなされています。

 フレームポンプは PRIMUS (プリマス)の同色カラーです。








ステム周り ハンドルバーは日東のランドナーバー。

 ベルはステムに直付けです。









ブレーキレバー周り ブレーキレバーは吉貝ニューグランコンペ。当時流行った穴明きのレバーです。
 輪行に便利なクイックリリースと、アジャストボルトも付いています。

 保存状態が良く、ブラケットカバーのゴムがまったく劣化していません。

 コットンのバーテープもきれいなままなので、あまり乗ってなかったのかな?icon10


ヘッドライト周り タイヤもオリジナルの26×1 3/8が、劣化もせずに付いています。
 ネームは BRIDGESTONE となっていますが、中身は三ツ星トリムラインと思われます。








ダイナモ ダイナモはミツバで、この発電機でヘッドライトとテールランプの両方に給電するユニライトシステムです。









サドル周り サドルはフジタの革サドルと思われます。

 国産の革サドルはなめし方が悪いのか、革の質が良くないのか、硬くてサイクリスト泣かせでした。








CATEYE HL-EL020 HYBRID ダイナモは重いということで、今回、太陽電池タイプのヘッドライトを装着しました。

 CATEYE (キャットアイ)HL-EL020 HYBRID (ハイブリッド)は、太陽からの充電が切れると、内蔵したアルカリ電池へ切り替えができるので、長いナイトランでも安心ですicon12


(2010/10/24 更新)